小さなヨガスタジオのSEO対策で学んだ、“お金をかけずに集客する力”

私は2023年から、千葉県で小さなヨガスタジオを運営しています。
正直に言うと、ヨガの専門家でもなければ、ヨガ業界の経験もほとんどありませんでした。
それでも思い切ってスタジオ経営に挑戦し、数々の試行錯誤を経て気づいたことがあります。
それが、「SEOの力を信じてコツコツ取り組むことの大切さ」です。


ヨガ業界の知識ゼロからのスタート

きっかけは、知人のヨガスタジオオーナーから「スタジオを引き継いでほしい」と相談を受けたことでした。
軽い気持ちで引き受けたものの、蓋を開けてみれば、既存のお客さんはほとんどいない状態。
「どうやって集客すればいいんだろう?」と悩みながらのスタートでした。

最初はGoogle広告を出したり、折込チラシを配布したりと、一般的な集客手段を試しました。
ですが、小規模スタジオでは広告費が重くのしかかり、費用対効果が合わない現実に直面。
数ヶ月が経っても安定せず、正直「このままでは続かないかもしれない」と感じていました。


きっかけは、自然検索からの問い合わせ

そんな中、ある日ふと気づくと、広告を出していないのにホームページから問い合わせが入るようになったのです。
調べてみると、Google検索でスタジオのページが少しずつ上位に上がっていることが分かりました。

「もしかして、これがSEOの力なのかも?」
そう思い、そこからSEO対策に本腰を入れるようになりました。


地域ビジネスならではのSEO戦略

幸運だったのは、スタジオの名前にエリア名+ヨガというキーワードが自然に含まれていたこと。
これが地域検索での上位表示に有利に働いていたようです。

さらに、Googleビジネスプロフィール(旧マイビジネス)を充実させました。
口コミを集め、クラス風景や講師の写真を定期的に投稿するだけでも、検索順位が上がりやすくなりました。
特に口コミは、お客様の信頼感にもつながる重要な要素でした。

また、エキテンなどの地域ポータルサイトにもスタジオ情報を掲載。
外部リンク(被リンク)を増やすことで、検索エンジンからの評価が上がった実感があります。


ブログを始めたことで見えてきた変化

もうひとつ大きかったのは、自社サイトでブログを始めたことです。
レッスンの様子、講師紹介、ヨガに関するちょっとした知識などを少しずつ書き続けました。
そうするうちに、「地域名 × ヨガ」「初心者 ヨガ」などの検索で上位に出るようになり、
安定してお問い合わせが来るようになりました。

一方でSNSも並行して続けていましたが、ヨガ業界は競合が多く、フォロワーを増やすには大きな労力が必要です。
そのため、SNSよりもウェブサイトとGoogleマップに集中する判断をしました。
結果的にこれが大正解でした。


SEO対策を通じて得た3つの学び

  1. 小さなビジネスこそ、SEOが効く
     地域密着型の店舗では、広告よりも検索で見つけてもらう方がコスパが高い。
  2. 口コミと写真は“信頼”そのもの
     数よりも継続。投稿を積み重ねることで「ちゃんとしたスタジオだ」と認識してもらえる。
  3. 継続こそ最大の武器
     1ヶ月や2ヶ月で結果は出ませんが、3ヶ月〜半年で確実に変化を感じます。

まとめ|地道な努力が、やがて検索結果に反映される

ヨガスタジオのSEO対策を通じて感じたのは、**「信頼を積み重ねること自体がSEO」**だということ。
広告のように一瞬で成果は出ませんが、
お客様にとって役立つ情報を発信し続けることで、少しずつ結果が積み上がっていきます。

これはヨガスタジオに限らず、どんな小さなビジネスにも通じる考え方です。
もし今、広告費に悩んでいたり、SNS運用がうまくいかないと感じている方がいたら、
まずはSEOから始めてみることをおすすめします。
「地道に積み重ねる努力」が、確実に成果につながると実感しています。

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