ウォーレン・バフェット流 人生の優先順位の付け方

今回は「やりたいこと、やらないといけないことが多くて時間が足りない」という方向けに世界的一有名は投資家ウォーレン・バフェット氏が専属パイロットの方へ語った優先順位の付け方をご紹介します。

専属パイロットは、とある日、飛行機の中で、自身のキャリアの優先順位や達成したいことについて話していました。バフェット氏は「上司の指示でいつでもどこでも飛んでいくことよりも高い夢を持つことは理解できる」と言い、3ステップのアドバイスをしました。

ウォーレン・バフェット流の優先順位の付け方とは?

とてもシンプルな内容で3ステップで行うことができます。

ステップ1 目標を25個書き出す

バフェットは自分のキャリアの目標トップ25を書き出すようアドバイスしました。自身のキャリアに関連したもので、プロとして何を一番達成したいのか。

ステップ2 その中で上位5つの目標に〇をつける

自分のリストを見直し、「上位5つの目標」に〇をつける必要があるとバフェットは言っています。

ステップ3 〇をつけなかったもの全ては「何もしない」

「丸をつけなかった20の目標をよく見てください」と、バフェットは言いました。「これらは、あなたが全力で避けるべき項目です。これらは、あなたの気を散らす可能性が最も高いものです。これらは、あなたの時間とエネルギーを奪い、重要なことに集中するのを妨げます。」

自分の人生に取り入れてみましょう

この考え方はリスト化できれば、様々なことに使えます。どんな分野であれ、同時25のことに集中することはできません。「マルチタスクは効率を下げる」という研究データもあり、何かにフォーカスすることは目標を達成するスピードを加速させてくれます。

25か所に住むこともできなければ、同時に25人と親密な関係になることも出来ません。これはちょっと極端かもしれませんが、あなたの現状も似たような状況にあるはずです。仕事や学校、家庭、育児、友達との付き合い、自分の趣味、自己啓発、親との時間、旅行計画、フィットネス、ファッション、食事などなど、やるべきことがたくさんあります。やるべきことに時間をパワーを集中させ、目標を達成するために使いましょう。

目標の書き出し方のコツ

人生の各分野で自分が優先したいと思うことを25個書き出します。25個というのは、かなり多い数字で、自分の優先したい事項を考えるうえで、抜け落ちるものなくなります。また、内容は具体的なものがいいです。例えば「お金持ち」など抽象的な目標だと、25個書き出すの難しくなります。また、抽象的なためどうやって実行に移せば良いかを悩むことになります。そのため、目標は、”測定できて”、”具体的”なものにしてください。

やってみた感想

実際にやってみた際の効果についてご紹介します。私も専属パイロットの方と一緒で、自分のキャリアの優先順位に悩みがありますので、キャリアのついて、この方法を取り入れています。25の項目はすぐに埋まりましたが、5つに絞ることはとても難しかったです。その他20個は「捨てる」ことになるので、かなり悩みました。後ろ髪引かれる思いで5つを決め、それだけを実行に移した結果、以下のような効果がありました。

  • やらないことが明確になった
  • 「あれもこれもやらないと!」という思考が減った
  • 朝からシンプルな行動が取れるように
  • やるべきことに焦点があたり、習慣化出来るようになった。

今でもついつい、捨てたはずの20個をやってしまうことがあり、部屋の壁に貼れる「ホワイトボード」にやること5つを書き出し、浮気心を抑えています。

さいごに

「あれもやりたい、これもやりたい!けど、焦りだけで全然前に進んでない」と思っている方も多いと思いますので、ぜひ試しにやってみてください。私もそっち側ですが、これを実践することである種の”諦め”がつき、本当に重要なことにフォーカス出来るようになったと実感しています。

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